11月の和菓子
2018年11月02日
11月に入りました。一段と寒くなりましたね。山もようやく赤や黄色に染まりはじめました。
この連休は紅葉狩りに行くのもいいですね!和菓子でも秋をお楽しみいただけます。
山粧う
「やまよそおう」と読みます。俳句の季語で紅葉で美しく彩られた山の形容を意味します。3色の練りきりで色づく山を表現しました。
四季を通じて春(山笑う)、夏(山滴る)、秋(山粧う)、冬(山眠る)と言います。目を閉じるとそれぞれの季節の山の風景が浮かびます。
収穫の秋と言えば、松茸や柿、芋など美味しい物がたくさんあります。忘れてはならない栗も秋を代表する味覚ですね。
浮島という生地には、白餡を使わずに栗のペーストで蒸してあります。かわいらしい小さな栗は、練りきり製です。栗の下の部分は煎った米粉をつけて本物らしく仕上げました。
山茶花
冬の手前で可憐に咲く山茶花を表現しました。
うっすらピンク色の淡い色がかわいらしい和菓子です。女性に人気です。外郎なのでもっちりとした中に栗餡を忍ばせました。
まもなく寒い寒い冬。残り少ない秋を和菓子でも楽しんでみませんか?
上生菓子各種220円(税抜)
販売店舗
青柳屋本店
あん寿 福屋広島駅前店
http://in-smart.co.jp/shop/aoyagiya/