4月11日の早朝、飲食店の店長や料理長と四国今治へ向かいました。どうですか？この絶景！瀬戸内海の美しさは見る人を飽きさせませんね。

藤本さんの漁へ同行させていただきました。海は見ると穏やかですが、いざ船に乗り沖へ出ると割と揺れます。揺れに身体が慣れたころ、漁船を２艘が横並びになり前もって仕掛けていた定置網を漁師さんたちが威勢よく引き揚げます。
鯛やその他の魚がたくさん網にかかっています。漁師さんたちの力強さは、圧倒されます。

引き揚げた魚は圧がかかって膨れるのですばやく空気を抜きます。この時の作業も活きのいい魚相手に手さばきは見事でした。

右側の方が今回お世話になった漁師の藤本さん（31歳）。私と並ぶと兄弟のような・・・雰囲気ですね。
船を変えて、サイズ別に仕分けをし、鯛の鮮度を保つために神経締めを施します。鯛の頭に細い鉄線のようなものを刺すと鯛の色が一瞬にして変わります。これで鮮度が保たれるそうです。

みんなも興味深々で作業を見つめています。自分達がお客様に提供する魚がお店に届くまでにここまで手がかかっていることに感銘を受けました。とても有意義な一日でした。藤本さんをはじめ、漁師の皆様に大変お世話になりました。有難うございました。

ちなみにこの絶景ポイントにも藤本さんに連れていっていただきました。亀老山展望公園という３６０℃パノラマで瀬戸内海の風景を楽しめる場所です。眼下には、来島海峡大橋を見ることができます。感動しました！